この画像、違和感ありませんか?【ダイハツ ミラバン】

昨日、ダイハツの軽商用ボンネットバン、ミラバンがマイナーチェンジでモノグレードとなり、2ペダルモデルにCVTを採用という発表がありましたが、クルマ好きの貴方ならチェックしているはず。

 ミラバンってどんなクルマといえば、こんなスタイル。

 セダンのミラと異なるのは3ドアボディなことで、このスタイルもいまや国産車では貴重な存在。

 そして貴重といえば、ミラバンにはFFにも4WDにも5MTが用意されているのです、その写真がこちら。

 いかにもバンらしい質実剛健なシフトノブがある種の趣味人には刺さりそうな内装ですが、どこか違和感あり。

 ん

 んん

 おっ!

ここです、ここがおかしいのです。

 え、わかりませんか?

 では、すこし明るく加工をしてみましょう。

はい。シフトノブは5MTなのに、ペダルはATのそれ。クラッチペダルがないのです。

もちろん、こんな仕様で売っているはずもなく、これはカタログ写真を作るときのミスでしょう。

 

 それにしても、商用車のカタログ写真でも基本となるのがATというのは少々驚き。

まさに、2ペダル全盛時代ということなのでしょう。

 そして、こんな時代にも関わらず、しっかりと5MTを残しているミラバンに感謝。

しかも、最近はMTとATで価格差がなくなっている傾向にありますが、ミラバンでは5MTのほうがCVTより安い価格設定になっているのが、MT派には嬉しい存在かもしれません。

新型ミラバン・メーカー希望小売価格

5MT FWD 72万円

5MT 4WD 85万7000円

CVT FWD 78万5000円

CVT 4WD 92万2000円

 

 「画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/07/20/43914

(山本晋也)

 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる